借金返済を完了するまでのスケジュールを組もう

借金を完済したいのであれば、まずは借金完済の計画を立てましょう。 頭の中でふわふわと『借金の総額はいくらで完済予定日は…』と考えているだけではダメです。

具体的な計画を立てましょう。

1、まずは全て書き出す
今、自分が抱えている負債を全て紙かExcelなどに書き出します。 借入をしている業者ごとに負債額を分け、

  • 金利はいくらか?
  • 借入開始日はいつで完済予定日はいつか?
  • 毎月いくらずつ支払っているのか?

などの情報を箇条書きで良いので記載してみましょう。 そして、自分の現在の収入から生活費を差し引いた、借金返済に充当できるお金を計算します。

2、情報を整理する
月々の返済に回せるお金が計算できたら、毎月各貸金業者に支払っている金額を見てみます。もし余裕があるのであれば、返済額を増やしたいという旨を業者に申し出てみましょう。 ちなみにこの時、返済額を増やすのは各業者の中でも“最も高金利なところ”にして下さい。高金利のところから借金をしていると、金利が非常に高くついてしまいます。 そのため、さっさと高金利の業者から完済してしまいましょう。

3、削れるところはないか確認する
借入額や、借入期間によっては過払い金請求を行うことにより借金が0円となることもあります。 ですから、かなり前に借入をしたところで、『利息制限法』に違反する金利を適用している業者に対しては、過払い金請求をおこなうのも良いかもしれません。過払い金が多ければ借金は0円になるどころかお金が返ってくることもあります。 返還されたお金を他業者の借金返済に充てることもできます。

おまとめローンが使えないかを検討しよう

また、過払い金請求は難しいという場合でも、おまとめローンで借入を一本化して金利を安くしてしまう方法もあります。 ざっと借り入れた金額・金利などを確認し、おまとめローンをおこなっている業者に相談をしてみてはいかがでしょうか。

最近では貸金業者もおまとめローンを推奨しているところが多く、驚くような低金利で借入をおこなうことができる業者もあります。 ですから、現在借入をしている業者のまま完済するよりも、おまとめローンをした方が総額が下がるようであれば借り換えするのも◎です。

以上になります。 意外と借金を軽くする方法はたくさんありますから、ただ言われるがまま借金返済をしていくのではなく、完済計画をしっかり立てましょう。