質屋を使った悪徳商法 | 借入金完済のコツ

質屋を装った悪質な貸金業者

この世の中には信じられない方法で、借金返済に困っている人を利用しようとする人達がいます。

その代表的な存在が「闇金業者」であると言えるのです。でも、彼らはどのように借金返済に苦しむ人を利用しているのでしょうか。もちろん、ダイレクトな方法としては法外な利息をつけるということです。しかし、もっと悪質な手口も存在するのです。ぜひ、私たちがそのようなものに苦しむ前にできることを少し一緒に考えてみましょう。

その一つの手口というのはレンタル時計を使ったものです。非常に厄介なのは闇金業者が表にあまり出てこないので、警察なども介入しにくいことです。

手口としては最初に、お客さんに高級時計をレンタルさせます。そしてすぐにそれを質屋に持ち込ませるのです。もちろん関係する業者は全てグルであることがほとんどです。時計を持ち込まれた質屋は、その時計を担保にお客さんに現金を渡すわけです。

質屋の上限利息は109．5%

でも、なぜこれが悪質な闇金業者の手口であるというのでしょうか。

皆さんは実際に質屋にモノを預けたことがあるでしょうか。実は質屋にモノを預けている時には、常にそこに利息が発生するのです。

例で考えると、時計を預けて50万円の現金を手に入れたとしましょう。後日現金50万円を持っていっても時計が返ってくることはありません。そこには利息がついているので50万円以上の金額を質屋に払わなくてはいけないのです。ここで注目したいのが質屋の利息です。

彼らは貸金業には分類されていませんから、借金の貸付金利に適用される18%という上限金利が適用されません。彼らの金利というのは質や営業法というものによって定められています。その上限金利というものは何と109．5%なのです。これはかなり高い利率ですよね。

皆さんが質屋から借りた借金を返さない限り、ずっとその高い利率が利息として発生し続けることになります。しかし、貸金業の目的はこれだけではありません。もしその利子の支払いができないということになると、当然ながら「質流れ」となって時計の所有権を失うことになります。

レンタル業者にはその時計の代金の賠償、さらに質屋には利息と、二重で借金をしたお客さんを苦しめるということなのです。この悪徳業者の借金手口というのは数年前に爆発的に流行し、今でも存在すると言われています。もし借金をするときに、業者からこのような提案があった時には充分に注意しなくてはいけません。

一昔前の借り入れ

自分は過去にお金を消費者金融で借りたことがあります。消費者金融にもいろいろとありますが、自分が借りたのはメガバンク系列のキャッシング会社からです。

その中で、初回に限り３０日間無利息というのがあったので、それを利用しました。自分はいつもお金を借りるようなタイプではないので、ちょうど良いかなと思ったからです。ひと昔前なら、キャッシング会社の店頭か無人契約機まで行かないと融資の申し込みは出来なかったのですけど、今は、自宅のパソコンでインターネット経由で申込みができます。これだと、一切店頭に行くことなく、お金を借りることが出来ます。

安易にお金は借りない方が良いですが、店頭には行きづらいのでインターネットから申し込みできるのはとても便利です。人に知られることもないし、仕事が忙しかったりしても家から申し込めるから楽です。２４時間受け付けているから、深夜でも朝早くても申し込めます。便利すぎてちょっと怖いと思うくらいです。

自分は消費者金融でお金を借りることはもうないと思うけど、借りたときにはとても助かったのは事実です。返す計画を立てて上手に利用できるなら、消費者金融からお金を借りることもありかなと思いました。これからどんどん消費者金融のサービスは良くなっていくと思います。お金を借りづらくするはずがないし、消費者金融側はもっとお金を借りる人を増やしたいはずだから、利用者のニーズに応えるようにしていくのではないでしょうか。

ココはダメ

お金を借りる時の注意点だけど、一般的に街金と言われる所では借りない様にしましょう。悪質な所だと、法律で定められた上銀金利以上を提示される事があります。お金をキャッシングする場合、やっぱり、安心できるのはテレビでもＣＭをやっている大手の所です。大手は、金融庁の指導が入るので安心して借りられますし、何より金利が低い点がメリットです。

いずれにせよ、お金を借りる時は、キチンと返済計画を立てることが大切だと思います。返せないと自分だけでなく、消費者金融会社にも迷惑を掛けてしまいます。特に住宅ローンや自動車ローンを除いて、常に何らかの借金をし続けている人は要注意です。そういった方は自己破産予備軍と考えた方が良いのかもしれません。今は、雇用がとても不安定な時代です。大企業に勤めていたとしても安泰などという事はありません。常に借金を抱えている方は、当然、毎月の給料やボーナスを当てにして借金をしているわけです。借金をするぐらいだから当然のことながら預金などありません。

こういった方が、突然リストラで人員整理をされたらどうなるでしょうか。このご時世、リストラされた場合、次の就職先がすぐに見つかる可能性は皆無でしょう。そうなると収入はないのに支払いはしていかなければならないという状況に陥ります。家や自動車がある方は最悪差し押さえ、資産の無い方は自己破産しか選択肢がなくなってしまいます。

大手で借りること

もし、どうしてもお金を借りなければいけないと言う事になったら大手の金融機関のキャッシングで借りる様にしましょう。大手の中には初回に限り３０日間無利息、なかには、毎回１週間無利息でお金を貸し出すと言う所があります。

どうせ借りるなら、そういった、無利息で借りる所を上手に使う事が大切だと思います。大手金融機関は資金力があるのでそういった事ができるのだと思います。お金を借りる時に気を付けなければ行けない事は沢山あるけど、まず、金利、これは最も重要です。今は、金利が昔と比較して格段に安くなっているけど、沢山お金を借りた場合は、当然のことながら金利で支払う額は多くなります。そのため、キャッシングする時は、その金融機関会社の金利をチェックしましょう。

あと、全国的に有名な大手の金融業者ならチェックする必要はないけど、そうでない無名の小さい金融機関からお金を借りる場合は、きちんと業者登録をしている会社かを確認しましょう。お金を民間に貸し付けるキャッシング会社は金融庁に必ず業者登録をする必要があります。登録をしないで営業をしている会社はヤミ金で法外の高金利を課している場合があります。無名の金融機関からお金を借りようと思っている方は、その金融業者が金融庁に登録済みかを必ず確認しなければなりません。この確認を怠るとあとでトラブルとなる可能性があります。

お金の貸し借り

友人や知人にお金を借りることに躊躇しない方がいますよね。そういった方の性格は自分は本当に理解できません。神経が図太いというか面の皮が厚いというのか、そういった人に限ってお金を貸した側から催促をしないと貸したお金は返ってきません。

周りからお金を借りることに無神経な人は、ずぼらな性格の人に多いような気がします。こういった方が銀行などでお金を借りると、いずれは返済できなくなって自己破産となってしまうのだと思います。そういった方は自己破産することに対してもあまり抵抗がないのかもしれません。でも、自己破産をするとお金を借りたところには迷惑が掛かりますよね。