借金返済時の留意事項

借金返済の掟は『これ以上借入を重ねないこと』ですが、どうしても借りなければならないのであれば、『低金利の業者で借りること』です。

借入をする理由は人によって様々です。

  • 生活費
  • 病気
  • 失業
  • ギャンブル
  • 投資
  • 会社の資金
  • 交際費
  • 趣味

など、差し迫った事情からやむを得なく借金をすることもあれば、自身の見通しの甘さから借金を重ねてしまうこともあります。

ただ、共通して言えるのが、最初は小さな借金だったとしても、だんだんそれが膨らんできて生活を圧迫してしまうということです。 返済するあてが最初からあるなら問題ないのですが、 「きっと大丈夫だろう」 と思って借りたものの、借金を返済するために別の金融機関でお金を借りる、というサイクルに突入してしまい、気づいた時には数百万・数千万規模の借金になっていた…ということもあります。

その他、自分自身には過失がなく親族から借金を相続してしまったり、連帯保証人となった人が夜逃げして、自分がローンを返済することになってしまうこともあります。

借入金を1つにまとめよう

札束

ある程度までは自分自身で返済することが可能でしょう。 しかし、借金返済のために普通の生活を営むことが困難になっている場合、金利が安い業者に今ある借金を全て一本にまとめてしまうことをオススメします!

冒頭に書いたとおり、借金返済の掟は借入を重ねないこと。 そのためには、今ある借金を完済するもしくは軽くする必要があります。 常にギリギリの綱渡り状態では、体を壊してしまった時や緊急で多額の資金が必要となってしまった場合、借金を重ねてしまう可能性があるからです。

ですから、借金完済・借金軽減のために“おまとめローン”と呼ばれている貸金業者の一本化を行ってみるのは非常に有効です。 自身が今借り入れている業者よりも低金利の業者があるようであれば、そちらに借り換えた方が確実に借金は目減りします。 ちなみに、借金返済の方法として法的手続きを取る方法もありますが、それは最終手段にしましょう。

自己破産や任意整理・個人再生をおこなった場合、個人信用情報機関に金融事故扱いで情報が載ってしまいます。 その情報は5年から10年の間消えることがありません。そのため、新たにクレジットやローンの審査を受けても見送りになってしまいます。

よって、法的手続きを取るのは借金を一本化して頑張って返済していたけれど、どうしても借金を返すことが難しくなった時にして下さい。