借入状況確認のために借金一覧表を作ろう

借金を把握していなくても完済することは可能です。 しかし、借金を把握せずにいた場合、ただ漫然と返済をおこなうことになります。 そのため、本当は借入先を見直した方が良かったとしてもそれを見逃してしまって余分な金利を支払わなければならなくなったり、完済予定年だと思っていたら、1年先だったというズレが生じてしまったりします。

ですから、借金完済を目指すなら“借金一覧表”を作成することをオススメします。 パソコンのExcelで作成しても良いですし、手書きでもかまいません。 とにかく、目で見てきちんと数字を把握できるようにすることが大切です。

借金返済計画表に必要な情報

①借入先の貸金業者の名前
借金返済計画表には、きちんと正式名称を書いておきましょう。 業者の所在地や電話番号、支店名なども記載しておくと、問い合わせをする時などにラクになるのでオススメです。

②借入金額
平成●年●月●日からいくら借りたのか?というのも詳細に書きます。

③毎月の返済金額
S社はいくらでA社はいくらで…というように、書き出します。

④返済回数
何回にわたって返済をおこなうか、現在何回目の支払いなのかをはっきりさせます。

⑤完済予定日
借入金額を返し終わる予定日。まだまだ完済は先と思っていたものが、案外完済予定日が近かったりすることも。逆に、あと1年くらいだと思っていたら2年くらい先だった…ということもあります。 この完済予定日を把握することで、今後どういう風にして返済していくのが良いのかがはっきりします(繰り上げ返済をおこなうかなど)。

⑥利率
貸金業者によって金利は違ってきます。おまとめローンを組んだ方が総合的に金利が下がる場合もありますから、全ての利率を書いておきます。

大体、これくらいの情報をまとめて一覧表にしておけば良いでしょう。 このとおりに書かなくても、ネット上で『借金一覧表』で検索すれば、無料でExcel形式のファイルをダウンロードできることもありますから、利用してみて下さい。